○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第94号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第98号をお願いします。
◆
総務文教委員長(
矢崎巻弘) 議案第98号は、茅野市税条例の一部を改正する条例についてであります。 本案件は、平成13年6月27日に
地方税法の一部を改正する法律が公布されたことによる改正であります。 ここでこの法律が公布された背景には、最近の低迷する
株式市場への
個人投資家の積極的な参加を促し、証券市場の活性化を目指すためのもので、平成13年10月1日から平成15年3月31日までの期間内に、
所有期間が1年を越える株式等を譲渡した場合において、
長期所有株式等にかかわる
譲渡所得の金額から100万円、
該当譲渡所得の金額が100万円に満たない場合は、その金額を控除することに伴う
特別措置を適用する規定の
条例改正であります。 なお、この条例は、平成13年10月1日から施行するものであります。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第98号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第98号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第99号をお願いします。
◆
総務文教委員長(
矢崎巻弘) 議案第99号は、平成13年度茅野市
一般会計補正予算についてであります。
歳入歳出予算の総額に、
歳入歳出それぞれ7億2,719万9,000円を追加し、
歳入歳出それぞれ250億3,912万5,000円とするものであります。 歳入の補正の主なものとしましては、市税2億円、
地方交付税1億4,089万1,000円、繰越金1億5,988万5,000円、市債1億4,230万円等であります。 歳出の補正の主たるものとしましては、総務費1億7,040万2,000円、
農林水産費1億2,480万4,000円、土木費2億7,475万7,000円等であります。 地方債の補正としましては、
情報ネットワークシステム整備事業1億350万円、
駅前公共施設整備事業13億6,300万円、
緊急防災基盤整備事業1億6,730万円、
都市計画道路整備事業1億720万円に変更し、いずれも利率は6.5%以内とするものであります。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第99号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第99号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、陳情7をお願いします。
◆
総務文教委員長(
矢崎巻弘) 陳情7についてであります。 これは、
私立高校に対する
大幅公費助成をお願いすることについての陳情であります。 陳情者は、中
信地区私学助成推進協議会であります。 内容については、一つ、
私立高校へ
経常費補助を行うこと。 二つ、私学に通う生徒の保護者への直接補助を行うこと。 三つ、国、県の関係者に対して、
私学助成の
大幅増額と
生徒急減期特別助成の意見書の提出等であります。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、一部採択とすべきことを決しましたので御報告いたします。 なお、3の国、県の関係者に意見書を提出することの採択であります。
○議長(
今井利弥) 陳情7について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、陳情7は、
委員長報告のとおり決しました。
総務文教委員長、ありがとうございました。
◆
総務文教委員長(
矢崎巻弘) ありがとうございました。
------------------------------------
△日程第2
経済建設委員長報告--質疑--討論--採決
○議長(
今井利弥) 日程第2、
経済建設委員長報告に入ります。
経済建設委員長。 (
経済建設委員長 丸茂恵司 登壇)
◆
経済建設委員長(
丸茂恵司)
経済建設委員長報告を行います。 9月
定例議会において当委員会に付託されました案件は、議案第95号、第101号の2件であります。 議長の指示に従い逐次報告をいたします。
○議長(
今井利弥) 議案第95号をお願いします。
◆
経済建設委員長(
丸茂恵司) 議案第95号は、
市道路線の廃止についてであります。 道路法第10条第3項の規定により、次の市道2路線を廃止するものであります。
ブロック番号4番、
路線番号2015号、
起点玉川5290-2、
終点玉川4011-1、延長が424.8メートル、幅員10
メーターから15.7
メーターであり、もう1件は
ブロック番号4号、
路線番号2317号、起点宮川9453-7、終点宮川10576-1、延長が126.5
メーター、幅員が8
メーターから8.7
メーターの市道であります。 当委員会は、去る9月18日午後現地踏査をいたし、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので御報告申し上げます。
○議長(
今井利弥) 議案第95号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第95号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第101号をお願いします。
◆
経済建設委員長(
丸茂恵司) 議案第101号は、平成13年度茅野市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億2,000万円を追加し、
歳入歳出それぞれ42億9,597万7,000円とするものであり、細部につきましてはお手元の第1表、
歳入歳出予算補正、第2表、
地方債補正等の説明書にある内容であります。 当委員会は、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第101号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第101号は、原案のとおり可決いたしました。
経済建設委員長、ありがとうございました。
◆
経済建設委員長(
丸茂恵司) ありがとうございました。
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△日程第3
社会環境委員長報告--質疑--討論--採決
○議長(
今井利弥) 日程第3、
社会環境委員長報告に入ります。
社会環境委員長。 (
社会環境委員長 平林 安 登壇)
◆
社会環境委員長(平林安)
社会環境委員長報告を行います。 9月の
定例市議会において当委員会に付託されました案件は、議案2件、陳情1件であります。 議長の指示に従って順次報告を行います。
○議長(
今井利弥) 議案第100号をお願いします。
◆
社会環境委員長(平林安) 議案第100号は、平成13年度茅野市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。 これは、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億1,732万9,000円を追加し、
歳入歳出それぞれ29億8,184万8,000円とするものであります。 歳出の主なものについては、
老人健康保険医療費拠出金補正増5,310万5,000円、
中央病院組合繰出金補正増5,897万8,000円等でございます。 歳入は、
国庫補助金と繰越金の補正増によるものでございます。 当委員会としては、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので御報告申し上げます。
○議長(
今井利弥) 議案第100号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第100号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、議案第102号をお願いします。
◆
社会環境委員長(平林安) 議案第102号は、平成13年度茅野市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 これは、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ5,736万円を追加して、
歳入歳出それぞれ20億8,988万6,000円とするものであります。 歳出の内容は、介護保険支出準備基金積立金補正増1,343万3,000円と、国庫負担金等過年度分返還金4,392万7,000円であり、歳入は繰越金の補正増であります。 当委員会としては、
慎重審査の結果、原案どおり可決すべきものと決しましたので御報告申し上げます。
○議長(
今井利弥) 議案第102号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第102号は、原案のとおり可決いたしました。 次に、陳情5をお願いします。
◆
社会環境委員長(平林安) 陳情5、
精神障害者共同作業所の増設と
共同住居の新設についてでございます。 陳情提出者は、
諏訪精神障害者家族会でございます。 内容の概要は、この会は、会員の高齢化や公的な生活支援、社会復帰の促進のため等で、現在運営されているひまわり共同作業所が手狭になってきていることから、一つ、安心して通所し適切な作業を受けられるよう早急に共同作業所の増設をしてほしいこと。 二つ、単身で地域の中で生活していけることができるように、
共同住居の新設の検討をしてほしいことの2点であります。 当委員会では、
慎重審査の結果、採択することに決しましたので報告をいたします。
○議長(
今井利弥) 陳情5について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本陳情は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、陳情5は、
委員長報告のとおり決しました。
社会環境委員長、ありがとうございました。
◆
社会環境委員長(平林安) ありがとうございました。
------------------------------------
△日程第4
決算審査特別委員長報告--質疑--討論--採決
○議長(
今井利弥) 日程第4、決算審査特別
委員長報告に入ります。 決算審査特別委員長。 (決算審査特別委員長
矢崎巻弘 登壇)
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 決算審査特別
委員長報告を行います。 9月
定例議会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案第103号から議案第146号までの44議案であります。44議案とも平成12年度会計の
歳入歳出の認定についてであります。 当委員会では、9月13、14日の2日間にわたり慎重に審査をいたしました。 議長の指示に従い順次御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第103号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第103号は、平成12年度茅野市
一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。 平成12年度は、第3次総合計画の前期5カ年の締めくくりの年であり、パートナーシップのまちづくりをコンセプトとし、昨年に引き続き保健・医療・福祉の連携と充実、また教育・文化の向上と情報化、国際化への対応、生活関連基盤の整備と環境美化、防災対策さらに産業の振興と活性化対策、地域主権に対応するための政策立案能力の向上と、効率的な行政運営を柱とした行財政運営を行っており、特に尖石縄文考古館の完成とそのオープニングとして茅野市5000年祭の開催、市内を4地区に分けた保健福祉サービスセンターの業務の開始、諏訪東京理科大学の4年制開校に向けての事業、新市民会館建設や都市計画道路仲町線通り建設を含めた、中心市街地活性化事業を順調に推進してきたものであります。 平成12年度の歳入決算額は231億5,602万1,658円、歳出決算額は218億1,655万7,204円であり、
歳入歳出差引残額は13億3,946万4,454円であります。これは、翌年度繰越額となっており、繰越明許費繰越額14億4,705万1,294円、うち繰越財源4億7,453万1,089円であり、純繰越額は8億6,493万3,365円であります。 歳入は、市税が全体の37.48%を占め、以下
地方交付税21.68%、市債12.26%、国、県支出金6.5%となっており、歳出では土木費が全体の26.05%を占め、以下民生費18.57%、総務費15.63%、教育費9.53%、公債費8.64%、衛生費7.7%の順になっております。 当委員会では、歳出を款別に、歳入を一括して慎重に審査の結果、賛成多数にて原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告申し上げます。
○議長(
今井利弥) 議案第103号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 牛山晴一議員。
◆22番(牛山晴一) 反対討論をさせてもらいたいと思います。 議案第103号、平成12年度一般会計決算の認定について反対の討論を行います。 ことしは21世紀初頭の年でありますが、波瀾の幕開けとなっています。政治も経済もまた社会現象までも深刻な出来事が余りにも多過ぎます。それに加えて気候までも異常でありまして、冬は大雪に見舞われて1億5,000万円もの除雪費が必要となり、7月からは記録的な猛暑と雨なし気象で、農作物の干ばつ被害の出るなど大変な夏でありました。国政を見ると、小泉内閣の発足に期待が寄せられてきたわけでありますが、景気は回復するどころか、一層深刻の度合いを深めている現状であります。 そんなとき先日は、米国で大きなテロ事件が引き起こされ、多くの犠牲者が出る事件となりました。この暴挙は社会正義の上からも、また人道的な上からも絶対に許すことのできない卑劣な行為であり、強い怒りをもって抗議をするものであります。多数の犠牲者の方々に心から哀悼の意をあらわす次第であります。 事件の真相を徹底的に究明するとともに、国家的なテロにも発展しかねない、武力による制裁や報復攻撃ではなくして、国際法と理性に基づいた道理ある問題の解決を願う一人であります。 本論に入りますが、平成12年度は高齢者福祉に新しい保険料と利用料の負担が強いられる介護保険が導入実施された年であり、市では4サービスエリア構想を発足させた年でもありました。定着の方向に向かっているとは言え、決算審議の中でも指摘してきましたように、低所得者への対策やふれあい保健福祉事業による要介護者を出さない方策の一層の充実など、幾多の課題もあります。さらなる改善と努力が求められています。 また、審議の過程で出された子育て支援の一環として、決算年度から準備して平成13年度から対象年齢を1歳引き上げされた、乳幼児医療費の無料化についても論議が交わされましたように、
窓口無料化とさらなる対象年齢の引き上げなど、真に子育て支援として市民に喜んでもらえる制度としての充実が大きな課題であります。出された意見を今後十分に生かしていただきたいことをお願いしておきたいと思います。 そのほかでは、福祉バスや教育予算への配慮、循環型社会を目指したリサイクル事業など、課題を抱えながらも定着と前進の方向に進んでいます。一層の充実のために努力をお願いしたいと思うわけであります。 財政運営の面を見ると、政府の施策誘導によって投資的経費の中の市単独事業費が年々ふえ続けています。言うまでもなく起債の増発につながるわけであります。平成12年度末の市債残高211億円のうち、58.5%に当たる124億円が一般単独事業債の残高となっている現状であります。 毎年指摘し続けているわけでありますが、事業の取捨選択に一層の配慮と、市民の声が反映された事業推進を求めておきたいと思います。 小泉内閣は現在歴代の自民党型政治の間違った景気対策、公共投資、公共事業を多くやり過ぎたということです。間違った景気対策や財政運営の結果、招いた財政危機を国民への負担増による痛みと我慢の押しつけ、さらに市町村合併などによる国の財政負担軽減を中心として立て直そうとねらっています。そんな中で、市長の合併論議と私どもの合併デメリット論議は、余りにも開きが大き過ぎると思います。 これからも市民の目線から見た市政の行く末について議論を交わしながら、市政と市民福祉向上のために論議を重ねていきたいというふうに思っております。 今委員長から報告がありましたように、218億円を使っての1年間の市政運営は、本当に御苦労さまでございました。労を多として評価したいと思いますが、今申し上げましたとおり市町村合併問題など、中心とした市長の政治姿勢は、余りにも埋め難い開きが大き過ぎます。 審議の中で出された意見や提言などは、ことしの残る半年間の市政運営に生かしてもらうとともに、来年度の予算編成に十分生かしてもらうことをお願いいたしまして討論とします。終わります。
○議長(
今井利弥)
伊藤和夫議員。
◆12番(
伊藤和夫) 議案第103号、平成12年度茅野市
一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の討論をしたいと思います。 バブル経済崩壊以来10年余、平成不況はいまだ先行きの見通しも暗く、世界も日本も同時不況で厳しい状況にあります。 茅野市は、このような状況の中で市民生活の安定と発展のため、平成12年度の諸事業を幅広く執行してきたこと。特に保健福祉サービスセンターの事務の開始、諏訪東京理科大学4年制整備事業、新尖石考古館建設事業、仲町通り線整備を含めた中心市街地活性化事業、市道整備事業、ふるさとグリーンライン建設事業、下水道や土地区画整理事業など順調に進捗してきたことは、市民の福祉向上に大きく寄与したものと思います。 財政構造の健全化のため市債の償還に意を尽くし、繰り上げ償還を計画的に今後も進めることが望ましいことであると思います。これは、将来の大型事業の推進のため財政調整基金、減債基金への増加のために意を払ってきたことも評価されるべきものと思います。 昨年作成したバランスシートもことしはさらに内容を広げ、行政コスト計算書で過去10年の努力の結果、資産の形成がさらに充実してきていることが明らかとなっております。資産と負債と差し引き正味資産は895億円であるということは、長野県下17市中1人当たり資産は3番目に多く、負債は4番目に少なく、正味資産は100万円で一番多いと発表されており、また将来負担額の平均は38万円余で2番目に少ない結果に到達しているということは、茅野市民が今後もっと茅野市に対して自信を持ち、日々の生活に励んでいけるものと思います。 さらに、今後諸問題解決のために、一層の努力することを行政に要望して賛成討論としたいと思います。 以上です。
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、賛成の方は御起立願います。 (賛成者 起立)
○議長(
今井利弥) ありがとうございました。 起立多数。 よって、議案第103号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第104号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第104号は、平成12年度茅野市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 この会計は、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費、交付金等により被保険者の医療費等を賄う会計であります。 平成12年度の歳入決算額は30億5,415万9,739円、前年対比2.04%増、歳出の決算額は29億305万3,734円、前年対比5.02%増、
歳入歳出差引残額は1億5,110万6,005円で翌年度へ繰り越しになっております。 歳入では、国民健康保険税が33.7%を占め、以下国庫支出金が31.7%、療養給付費納付金が13.1%、繰入金が9.6%であり、前年対比では国保税が介護保険施行に伴う介護納付金の徴収のため4.9%増となり、療養給付費交付金は9.7%減、繰入金が22.3%減、国庫支出金が0.4%減、共同事業交付金が22.8%減となっております。 歳出では、保険給付費が59%、老人保健拠出金が24.1%を占めており、前年対比では保険給付費は1.1%増となりましたが、老人保健拠出金が8.8%減、共同事業拠出金が15.9%減となっております。 経済の低迷、高齢化、医療費の増加等により引き続き厳しい状況が予想されますが、医療費の動向、国の情勢の変化に対応しながら、健全な国保事業運営に努めております。 当委員会としましては、
慎重審査の原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第104号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第104号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第105号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第105号は、平成12年度
茅野市寿和寮特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 平成12年度の歳入決算額は1億7,636万5,513円、前年対比0.2%増で、歳出決算額は1億7,491万6,352円、前年対比3.2%増で、
歳入歳出差引残額は144万9,161円で翌年度へ繰り越しとなっております。 歳入では、措置費が全体の76.9%を占め、以下一般会計繰入金18.8%、繰越金等が3.7%であります。 歳出では人件費が全体の70.6%、一般事務費が7.2%、生活費が19.8%であります。 当委員会では、
慎重審査の結果、全員一致により認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第105号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第105号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第106号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第106号は、平成12年度茅野市
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定であります。 歳入決算額は45億6,224万102円、歳出決算額は43億3,975万9,412円であり、
歳入歳出差引残額は2億2,248万690円であります。 このうち繰越明許費7,104万円のうち繰越財源412万円が含まれており、純繰越額は2億1,836万690円であります。 歳入では、市債が歳入の全体の45.2%を占め、繰入金20.2%、使用料及び手数料19.9%、国庫支出金5.3%となっております。 歳出では、下水道建設費が公共下水道補助事業費3億7,996万円、公共下水道単独事業費12億1,400万円、特環下水道補助事業1億円、特環下水道単独事業費3億円、流域下水道建設負担金2億3,710万8,000円で14.8%の減、維持管理費が9.1%の増、公債費は6.9%の増となっております。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、全員一致により認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第106号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第106号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第107号をお願いします。 議案第107号は、平成12年度茅野市
土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 平成12年度は継続施工中の横内、西茅野地区に加え既に区画整理組合に接続されておる安国寺姫宮、馬場相本の一部も起工しております。 歳入決算額は2億1,774万3,961円、歳出決算額は2億1,724万5,030円で、
歳入歳出差引残額は49万8,931円であります。 歳入では、一般会計繰入金が99.4%を占め、残りの0.6%が繰越金となっております。 歳出では、西茅野、安国寺、姫宮等の3区画整理組合への道路建設事業費にかかわる補助金の増加から、土地区画整理事業費が前年費46.3%の増となっております。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、全員賛成により原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第107号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第107号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第108号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第108号は、平成12年度茅野市
老人医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 歳入決算額は37億4,654万2,620円で、歳出決算額は37億4,628万4,066円、
歳入歳出差引残額は25万8,554円であります。 歳入では、支払い基金交付金が全体の69.4%を占め、以下国庫支出金が20%、県支出金が5%、繰入金が5.5%であります。 歳出では、医療費諸費が歳出全体の98.8%を占め、諸支出金が1.2%であります。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおりに全員一致により認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第108号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第108号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第109号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第109号は、平成12年度
諏訪東京理科大学特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 諏訪東京理科大学特別会計は、現在の東京理科大学諏訪短期大学を4年制の大学にすることを目的とし、茅野市において事業を推進する上で、民間企業から寄附を受け入れ、また必要な予算措置を講ずるため、平成11年度から特別会計を設置しております。 平成12年度の歳入決算額は13億7,651万6,343円で、歳出決算額は13億5,518万715円、
歳入歳出差引残額は2,133万5,628円であります。 歳入では県支出金が43.6%、繰入金が39.2%を占め、歳出では諏訪東京理科大学設置事業費補助金が歳出全体の93.4%を占めております。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第109号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第109号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第110号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第110号は、平成12年度茅野市
公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 平成12年度の決算額は、
歳入歳出とも3億4,977万5,207円で残額はありませんでした。 この会計は、先行取得した土地代金を旧国鉄用地、横内公園用地の償還を行っております。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第110号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第110号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第111号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第111号は、平成12年度茅野市ふれあいの
里特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 特別養護老人ホームふれあいの里は、平成12年度新たに
介護保険制度がスタートし、74名の入所者の介護のほか短期保護事業、デイサービス事業といった在宅福祉の支援もあわせて実施をしております。 平成12年度の歳入決算額は4億6,570万9,750円、歳出決算額は4億1,489万9,448円、
歳入歳出差引残額は5,081万302円であります。 歳入については、介護給付費が69%を占め、以下予防給付費が0.6%、自己負担金が5.5%、諸収入が5.4%、繰越金が19.4%、使用料及び手数料等が0.1%となっており、歳出では人件費が53.2%、一般事務費が31.8%、生活費が15%となっております。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第111号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第111号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第112号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第112号は、平成12年度茅野市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 高齢化が進む中、深刻化する高齢者の介護を社会全体で支えるために、
介護保険制度が平成12年度からスタートをしました。
介護保険制度では市が運営主体となり、40歳以上の方から支払っていただく保険料や国、県、市からの負担金等を財源とし、要介護認定を受けた方が効果的、効率的に介護サービスを利用することができるようになっております。 平成12年度の歳入決算額は17億813万258円、歳出決算額は16億4,708万5,343円、
歳入歳出差引残額は6,104万4,915円であります。繰越明許費繰越額247万6,110円のうち、繰越財源123万8,110円が含まれております。純繰越金は5,980万6,805円であります。 歳入では、支払い基金交付金が29.74%を占め、以下国庫支出金23.87%、県支出金が10.75%、繰入金が31.26%となっており、10月から半額徴収が開始された介護保険料は4.34%となっております。 歳出では、保険給付金が89.24%を占め、以下総務費が8.12%、基金積立金が2.07%となっております。 当委員会としては、
慎重審査の結果、原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第112号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第112号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第113号をお願いします。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第113号は、平成12年度茅野市
水道事業決算の認定並びに剰余金の処分についてであります。 平成12年度の収益的収入及び支出では、収入の水道事業収益で決算額14億6,619万58円、支出の水道事業費用は決算額11億6,071万1,829円であります。 また、資本的収入及び支出では、収入の資本的収入で決算額1億6,606万8,034円、支出の資本的支出では決算額12億4,112万991円であります。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額10億7,505万2,957円は、過年度分損益勘定留保資金5億7,012万8,626円、建設改良積立金3億9,822万6,000円、減債積立金6,180万1,355円及び消費税資本的収支調整額等4,489万6,976円で補てんをしております。当年度未処分利益剰余金は、2億5,286万5,881円であり、減債積立金1,279万5,000円、建設改良積立金2億4,307万881円と全額が積み立てられるようになっています。 当委員会としましては、
慎重審査の結果、原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第113号について、
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本案は、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第113号は、原案のとおり認定されました。 次に、議案第114号から議案第146号までの33議案を、一括御報告願います。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) 議案第114号から議案第146号までの33議案は、南大塩財産区ほか32財産区の、平成12年度
特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。 当委員会では一括審査の結果、原案どおり認定すべきものと決しましたので御報告いたします。
○議長(
今井利弥) 議案第114号から議案第146号までの33議案について、
委員長報告に対する、一括質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 一括討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 一括採決を行います。 33議案について、
委員長報告のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議案第114号から議案第146号までの33議案は、原案のとおり認定されました。 決算審査特別委員長、ありがとうございました。
◆決算審査特別委員長(
矢崎巻弘) ありがとうございました。
○議長(
今井利弥) 次に進みます。 ここで、3時15分まで休憩といたします。 午後2時54分 休憩
------------------------------------ 午後3時15分 開議
○議長(
今井利弥) 再開いたします。
------------------------------------
△日程第5
議会運営委員会の
所管事項審査について
○議長(
今井利弥) 日程第5、
議会運営委員会の所轄事項審査についてを、議題といたします。 議会運営委員長から次回定例会の会期等の審査を、閉会中に実施したい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 次回定例会の会期等の審査を、閉会中に実施することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、さよう決定いたしました。
------------------------------------
△日程第6 継続審査の申し出の件
○議長(
今井利弥) 日程第6、
継続審査申し出の件を議題といたします。 ただいま審査中の事件について、
総務文教委員長と
社会環境委員長からここに記載のとおり2件の陳情と会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査としたい旨の申し出がありました。 陳情2件を継続審査とすることに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、陳情2件は、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
------------------------------------
△日程第7
意見書案上程--質疑--討論--採決
○議長(
今井利弥) 日程第7、議第17号、
意見書案の提出についてを議題といたします。 提出者から説明を求めます。
矢崎巻弘議員。 (18番
矢崎巻弘 登壇)
◆18番(
矢崎巻弘) 議第17号、
意見書案の提出についてであります。
私立高校に対する大幅な公費助成を求めることについて、別紙の
意見書案を提出する。 提出者は、総務文教委員会全員であります。 朗読をもって説明にかえさせていただきます。
私立高校に対する
大幅公費助成を求める意見書。
地方自治法第99条の規定により、下記のとおり意見書を提出します。 記
私立高校は、建学の精神と独自の校風に基づき、生徒の個性をより豊かに育成する特色ある教育活動を行い、我が国の学校教育の進展に大きく寄与するとともに、就学の確保に大きな役割を果たしています。 現在の高等学校教育は、平成15年度の学習指導要綱の改訂を機に、大きく変わろうとしています。すなわち、福祉教育や情報処理教育、さらには生徒一人ひとりの個性を合わせた教育の実践が要求されるようになってきます。そのために、施設、整備を充実させる必要があります。 しかしながら、
私立高校の現状は公立高校との比較において、教育施設、設備等の教育条件、学費等の父母負担が多く、大きな較差を生じています。また、少子化の傾向は今後も続き、経営は厳しい状況になってきています。 よって、
私立高校の教育環境の整備と保護者負担の軽減、経営の健全化に資するため、私学に対する助成を充実強化し、特に生徒の急減期特別助成の一層の充実を図れるよう強く要望します。 以上であります。
○議長(
今井利弥) 議第17号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本意見書を、行政官庁へ提出することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議第17号は、原案のとおり可決いたしました。
矢崎巻弘議員、御苦労さまでした。
◆18番(
矢崎巻弘) ありがとうございました。
------------------------------------
△日程第8
決議案上程--質疑--討論--採決
○議長(
今井利弥) 日程第8、議第18号、決議案の提出についてを議題といたします。 提出から説明を求めます。
矢崎巻弘議員。 (18番
矢崎巻弘 登壇)
◆18番(
矢崎巻弘) 議第18号、決議案の提出について、テロ根絶と恒久平和を希求する決議案を提出します。 これは、
矢崎巻弘、
丸茂恵司、平林 安3名であります。 朗読を持ちまして説明にかえさせていただきます。 テロ根絶と恒久平和を希求する決議。 犠牲者が数千人を超えるアメリカ合衆国での同時多発テロは、世界の人々への無差別テロであり、民主主義、基本的人権への重大な侵害と恒久平和を願う世界の流れに逆行するもので、断じて許すことのできない卑劣極まりない行為である。 冷戦時代が終結し世界平和が進むなか、世界各地ではいまだテロリストによる人命無視の凶暴なテロ行為が多発していることは、全世界が希求する平和社会に対する暴挙であり、非核平和都市宣言をしている茅野市の願いを踏みにじるものである。 いかなるテロも許さない平和社会の構築と全世界の恒久平和のため、事件の真相を究明するとともに、法と理性に基づいた問題解決がはかられることを強く求めるものである。 以上、決議する。 以上であります。
○議長(
今井利弥) 議第18号について説明が終わりましたので、質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 質疑を終結いたします。 討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本決議について、原案のとおり決することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
今井利弥) 御異議ないものと認め、議第18号は、原案のとおり可決いたしました。
矢崎巻弘議員、御苦労さまでした。
◆18番(
矢崎巻弘) ありがとうございました。
○議長(
今井利弥) 以上をもって全日程が終了いたしました。 午後3時27分 閉議
------------------------------------
○議長(
今井利弥) 市長からあいさつがあります。 市長。 (市長
矢崎和広 登壇)
◎市長(
矢崎和広) 本日、平成13年9月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 この9月定例会は、今月5日からきょうまで16日間にわたって、平成12年度の各会計の決算認定を初めとする全部で57件の議案に対しまして、熱心に御審議を賜り原案どおり議了していただきました。厚く御礼を申し上げたいと思います。 特にこの中で決算認定を通じまして、議員の皆様方からちょうだいいたしました御意見、御指摘につきましては、今後十分留意の上これからの市政に反映させてまいりたいと考えています。 さて、この9月定例会の開会中の9月11日に、全世界を震撼させました対米同時多発テロが発生いたしました。この事件では、日本人も含め5,000人を超える方が犠牲になったと言われており、いまだ多くの方々が行方不明のままであります。この大変卑劣な無差別テロに対しましては、強い怒りを覚えるとともに、亡くなられた犠牲者の方々、そしていまだ行方不明の方々、そしてその御家族の皆様の深い悲しみに対し、改めて謹んで哀悼の意を表したいと思います。 現在アメリカでは、この同時多発テロに対しまして報復攻撃は当然だという世論の強い後押しを受けて、武力行使の可能性が大変高まっています。 米国議会で武力行使容認決議に反対票を投じたのは、民主党の女性議員ただ1人であったということが報じられています。この報復攻撃によりまた多くの民間人に犠牲者が出ることを大変危惧しておるわけですが、我が国も国際社会の中でこの事件の対応について、いや応なくその踏み絵を迫られることとなりました。 東西冷戦は終えんしたわけでありますが、新たな国際情勢の中で地域紛争や民族紛争の多発、あるいは文明同士の衝突といった局地的な紛争、不安定な要因が現在生じています。 これに対し我が国では、平和と安全保障のあり方をめぐって、戦後五十数年の間明確なコンセンサスが形成されてこなかったというように考えます。この問題は、今私たち国民1人1人にとって避けては通れない問題であり、国会の場できちんとした論議をし、そして1人1人が平和と安全について国民的コンセンサスの構築をしなければいけない時期が来ているというように思います。このことにつきましては、先ほどこの市議会においても決議案が承認されたところであります。 グローバル化の急速な進展の中で、国際情勢の激変は直ちに国境を越え、私たちの生活に直接的な影響を及ぼすようになりました。 しかし、こういう時代だからこそ私たちはみずからの足元を確かめて、今茅野市が何をなすべきか、将来のために何をしていかなければならないのかということを、議員の皆様や市民の皆様とともに研鑽を深めてまいりたいと思います。 さて、最近は日中はまだ熱いが続いておりますが、朝夕はめっきりと涼しさを増し、空の気配も日ごと秋のただずまいを見せてまいりました。議員の皆様方にはくれぐれも御健康に御留意をされ、御活躍されますことを心より御祈念申し上げ、簡単ではありますが閉会のあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
------------------------------------
○議長(
今井利弥) これをもって9月定例会を閉会といたします。 長い間御苦労さまでした。 午後3時30分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 平成13年9月20日
茅野市議会議長
今井利弥 議員 伊藤岩広 議員 吉田久明...